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ありがとうニューヨーク慣れ親しんだ生活にピリオドを打つのはいつも辛いものがありました。 エネルギッシュな空気をもっともっと感じていたいのです。親しくなた人々と別れたくないのです。 でも、6月半ば私はチューリッヒへ向けて旅立ちました。 バイクでヨーロッパを巡り中東を経てインドに行くために。そして帰国するために。 居心地の良い街NYは居心地の良い街です。なぜそう感じるのか自分でもよくわかりませんが、街全体を覆う自由な雰囲気がそうさせるのでしょうか。通りのいたる所では大道芸人たちのパフォーマンスが目を引きます。レゲエ等のカリビアン系からラテン系まで様々です。行き交う人々の人種構成も様々で、黒人系から少し歩けば中華街やスペイン街等もあります。颯爽としたビジネスマンが闊歩するウォール街や、世界中からの観光客で賑わうエネルギッシュなタイムズスクエアー。そして都会の真ん中とは思えないような広い草原や森もあるセントラルパーク、とのびのびしてしかもメリハリの利いた雰囲気があります。なにより、お会いした皆さんの誰も彼もが大きな夢を抱いているという事がそんな気持ちにさせてくれたのかも知れません。ただそんな雰囲気を楽しむ一方で、それは私にむしろ自制の気持ちも抱かせてくれました。そしてまたこんな思いが繰り返されます。「いつまでもこんな風来坊の様な生活を続けていて良いのだろうか。」、「日本に帰ったらどうするんだ。」と。いくら考えてもなかなか明確な答えは出せませんが、もうそのことからいつまでも逃げていられないことを悟りました。南米旅行で一通りの目標は達成しました。もちろん、まだまだ行きたいところややりたいことはありました。もっとこんな雰囲気に浸って居たいとも思いました。でも、旅を始めてもう5年です。その後もそんな生き方を継続するにしても、ここで一旦帰国するのも良いかもしれないと思うようになったのです。出国はフリー NYは初夏を迎えていました。連日空は青く晴れ上がり、吹く風は爽やかで毎日快適な日が続いています。セントラルパークは緑の光に満ち溢れています。道を覆う街路樹は風にそよぎ、その下を行きかう多くのサイクリストの表情も一段と生き生きしてきました。冬の間氷に覆われていたハドソン川も、今は夏の陽光を反射し眩しいほどに輝いています。夏は良いですね。梅雨の無い夏は本当に最高です。
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